Summer Camellia
Cut 2003; Finish Oct.15.2012 Size:W390mm,H320mm
夏椿
昔(2003年)作った絵のリメイク。
以前は分からなかったことが分かるようになって、今年はほったらかしにしていた絵に手を入れている。
多分、昔二枚重ねて切った、その一枚。
この絵は、花の輪郭に問題があった。
白い花なのに黒い輪郭線なのが、どうも汚く見えてイヤだったのだ。
昔の作は、輪郭を塗って黒をなくした。
今回は輪郭線を細くした。同時に、線のカットを柔らかくした。
角があり、尖っている線は、硬くて痛い。
白い繊細な花のイメージとは違う感覚を作る。
それをできるだけ取り除いた。既に切ってあるところに修正をいれたので、限界はあるが。
でも、細くなったのでそんなに「汚い黒」には見えないところまできた。
水彩で陰を入れ、柔らかい凸凹の表現の補助。
描き方が悪くてどんな形なのかイマイチ分からないのだが。
葉の並びも、あと少しの詰めが甘いところがあるし。
背景は、このところ頑張っている染めで。
これも以前のモチーフを使っている。
花芯に金箔を貼ったのだが、スキャンしたらやたら光ってしまった。
やってみて
何もしていないようで、ちゃんと進んでいるじゃないか自分、
と思ったのである。
勉強になった。
金ぱくを使うのですか。元禄時代の日本画のようですね。作品に会いたい気持がわいてきますね。
自動車の貼り付けフィルムはいかがですか? 金銀すごく反射するフィルムや、カーボン構造のメカニックな表情、まるまる貼り付けて塗装の代わりになるのだそうです。
ああ、それと、ぜひイヌの絵を見たいなぁ。リクエストしていいですか? ネコもかわいいけどイヌもいいです。